【購入・売却に関わる重要事項】土地の所有権と借地権とは？
「土地は誰のものなの？」と疑問に思ったことはありませんか？土地を持っているのは誰かというのは、土地を売る際に必要になる情報です。では、今回は、土地の所有者について、また、その権利について簡単に説明していきたいと思います。
土地は誰のもの？
土地は誰のものなのかというと、「自分たちの場合」と「地主の場合」が考えられます。
家を建てる場合、土地を選びますが、その際「所有権」と「借地権」の土地があるのです。所有権とは、先ほど挙げた中で言うと、自分たちの土地です。土地を購入し、自分たちで登記することができるので、完全に自分たちの土地となります。そのため、土地の使い方は自由に決めることができ、使い勝手が良いです。
一方、借地権とは、地主から借りた土地です。借地権を買取り、土地を借りて家を建てます。あくまで借りている土地なので、完全に自分たちのものとは言えません。借地権には大きく3種類あり、場合によっては期限が来たら返還しなければならないケースもあるので注意しましょう。
また、所有権と借地権の大きな違いとして、借地権の場合、毎月地代を払う必要があります。土地の所有者が誰なのかによって様々なことが変わってきますので、必ずチェックしておきましょう。
底地と借地の違い
誰が土地を所有しているのか、所有権と借地権の違いについて分かったところで、土地に関わる別の単語を紹介します。それが、「底地」です。底地は借地と良く勘違いされやすいのですが、どのような違いがあるのでしょうか？
底地は、借地権によって売買される土地を指します。土地そのもの、というイメージだと、想像しやすいでしょう。そのため、借地権のある土地を所有する人は地主です。
一方借地は、地主から借りている土地を指します。借地権は、借地に家を建てるといった、土地を利用できる権利のことで、土地を借りている借地人が持っています。
土地に関する権利や所有者については、こんがらがってしまうことも多いため、必ず理解しておきましょう。
借地権を売りたい！そんな時は？
家が古くなってきたため住み替えをしたい、転勤が決まったので引っ越しをする、と言った、土地や建物を売りたいというケースもありますよね。
所有権のある土地の場合、どのように利用するも、贈与するも、所有者の好きにできるので、売却も比較的楽です。
しかし、借地権の場合、本来の所有者は地主にあるので、所有権を持っている土地の売却方法や手順とは少し異なります。また、地主と借地人との間でトラブルも起こりやすいので、専門家に相談をした方が安心でしょう。例えば、借地の売却についてサポートしてくれる「 Century21・株式会社中央プロパティー」があります。ただでさえ複雑な借地売却だけでなく、高く売るようにサポートしてくれるため、とても心強いです。借地売却についてより詳しくホームページで解説してくれているので、そちらも参考にしてください。
今回は、土地の所有者や権利についてお話してきました。土地を購入する、売却する、という場合は切っても切れない話題ですので、予め理解しておくことをオススメします。
